桜井から1~2時間に1本のバスに乗って20分くらい。しかも、始発が9時45分と遅い。
遅い始発のバスに乗っていく。座れない人も5~6人いた。
談山神社の一つ手前の多武峰で降りる人の方が多く、終点の談山神社まで乗っていたのは10人くらいか。10時過ぎに到着。
時間的には2時間くらいあればちょうどよいのだが、バスがないので、3時間程度の滞在となった。
バス停のある駐車場付近に、たくさんの桜が植栽されていて、雰囲気が盛り上がる。
バス停からは、登って(後に下る)いく経路と、最初から下っていく経路とがあるが、登って行く方がお勧めだ。やはり、見晴しがよい方が心地よい。
親切なことに、桜の状況を、毎日公式サイトにアップしてくれている。それによると、早く咲いたソメイヨシノの一部は散っているが、まだ鑑賞できる状態。
実際には、まだまだ十分な見ごろ。もう少し早いと、しだれ桜がまだあまり開花していない状態だったようなので、昨日、今日くらいが最高の見ごろと思える。
拝観者は、多くはない。ほとんど人が映らない写真を簡単に撮れる。
惜しいのは天気。天気予報は晴れだが、実際には曇り。
幸運なことに、今年は四年に一度の、一の鳥居までの神輿渡御。到着した直後に、神輿が目の前を通った。神輿の出発が予定よりも遅れたという。予定通りだったら、見ることができなかったかもしれない。
境内の桜の木はさほど多くはない。しかし、感じの良い位置に植栽されていて、色合いも見事。
境内を出て、南山荘に向かって少し登る。そこには、白い小ぶりで上品な花をつける小つづみ桜(薄墨桜)の大木があり、満開だった。
この桜は、1本だけ残っている江戸彼岸桜だという。もともとは多くの江戸彼岸桜が自生し、中世から延年舞や猿楽の鼓材として伐採されてきたということだ。
この場所からは、談残神社も一望できる。
訪れる人は少ないが、徒歩3~4分なので、ぜひ訪れたい。
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