★★★☆☆
詩仙堂と並び、石川丈山作らしい庭とはいうものの、葉が緑のときは、特に印象に残るほどの庭ではなかった。
しかし、さすが紅葉の名所といわれるだけあって、葉が色づくと、深い趣をかもしだす。
蓮花寺の女性によると、暖かいため色づきが進んでいない。よそでは色づく前に落葉してしまっているところもあるという。霜が降りるほどに冷え込めば、一晩で見事な色になるということだ。
ここは、池のほとりでもあり、雨が少なくとも水分は吸収できるので、葉が枯れた感じに、ちりぢりにならず、潤いがあるのではないだろうか。
祝日の午前9時20分ころ着。出町柳から大原行きのバスで約15分、上橋(うえはし)で下車し、バス停から5メートルほど戻ると蓮花寺の入口だ。
人は20~30人くらいか。みな、額縁鑑賞の位置に座って鑑賞したり写真をとったり。一人、縁側のすみの方に陣取っているおじさんがいた。
中国語を話す人も、何人か来ていたが、白人はいない。
ここを出て、瑠璃光院に向かったが、ほかに同じ方向に進む人は2人しかいない。みんな、どこに行くのだろうか。
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