葵祭の斎王が身を清める儀式だ。
毎年5月4日に、下鴨神社と上賀茂神社で交互に催される。
今年は下鴨神社。
10時開始で、8時半ころ着。
テントと4列程度のパイプ椅子が設営されているが、当然一般の人は入れない。その後ろ、あるいは横から観覧することになる。
テント後方の最前列に、一応入ることができたが、もう少し遅いと無理だったろう。ギリギリの時間だ。
左手寄り(ホールでいうとL席側)になったが、開始直前に、テントと一般観覧者との間(ロープあり)に、一列、新たに特別そうな人たちが入ってきて、かなり視界が遮られた。空いていればR席側に立った方がよい。もっとも、最後に椅子の空きを確認し、ほとんどの人は椅子に移ったので、事なきを得ることができたが。
開始時間の10時には、私の後方にも5~6重くらいの人たちが集まってきていた。
実際に、斎王代が御手洗川にやってきたのは、10時20分過ぎころだった。稚児さんやら女人さんやらもおられ、華やかだ。
御手洗川に手を入れて清めるということだが、残念ながら手元は、椅子席の人たちが視界を遮り、見えない。
禊の儀が終わると、来賓を交えて記念写真。この時は、撮影者側の「笑って」という声で、斎王代も微笑みをみせる。
その後は、斎王代らは、拝殿の方に歩き、建物に消えていく。
一見の価値がある儀式だ。
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